🤔はじめに:私が最初に迷ったこと
投資を始めたとき、仕組みは理解しても
「ファンドの種類が多すぎて、どれを選んだらいいの?」と迷っていました。
雑誌やネット、楽天証券のサイトでランキングを見ながら人気の商品を選んでみたのですが、今振り返ると似たような米国株比率の高い投資信託をいくつも持ってしまっていたんです。
最初は実験のつもりで複数の商品を購入したのですが、初心者のうちはむしろ
👉 「まずは1つに小額で挑戦 → 慣れてきたら他の商品も検討」
の方が良かったなと感じます。
同じように迷っている方に、今回は 「初心者でも安心して選べる3つの基準」 をお伝えしたいと思います。
💰基準① コスト(信託報酬)
投資信託を買ったときに最初に驚いたのは…

「信託報酬って意外と高いんだ!」
私が銀行で最初に購入した投資信託は販売手数料もかかり、信託報酬は1%以上。
長期で持ち続けると大きな差になるのに、当時は深く考えていませんでした。
例えばインデックスファンドとアクティブファンドを比べてシミュレーションをしたとき、
📉 「コストが1%違うだけで将来の資産額が大きく変わる」
と実感しました。
✅ 初心者への目安
- 信託報酬は 0.1%以下
- 販売手数料は ゼロ(ノーロード)
→ ネット証券で探せば条件を満たす商品が見つかります。
💡 ちなみに、コストの差がどれくらい効いてくるかをイメージで見てみましょう。
たとえば 100万円を年利5%で20年間運用 した場合:
- 信託報酬 1.0% → 約265万円
- 信託報酬 0.1% → 約321万円
👉 約56万円の差 になります。
数字だけ見ると小さな違いに思える「0.9%の差」でも、長期で積み重なるとこれだけ大きな差になるんです。
だからこそ「信託報酬は0.1%以下」を目安にすることが大切です。
※あくまでシミュレーション例です。実際のリターンは変動します
🌍基準② 分散投資
投資信託は「何に投資しているか」でリスクも変わります。
私は最初、先進国の債券中心ファンドを選んで
「安定はするけど伸びないな…」と感じました。
その後に**「全世界株式」に分散されたファンド**を持つことで、値動きがあっても
✨ 「世界全体に分散されている安心感」
があり、長く続けられています。
✅ 初心者へのおすすめ分散
- 「全世界株式インデックスファンド」
→ どこかの国が下がっても、他の地域がカバーしてくれるので長期で持ちやすい
📊基準③ 純資産と運用実績
投資を始めた頃は純資産残高をあまり意識していませんでした。
しかし数年たって売却したときに



⚠️ 「純資産が右肩下がりしていて、元本が半分になっていた…」
という経験があります。
人気のない商品は資金が集まらず、運用効率も下がり、投資家にとっても不利になる場合があります。
一方で、知名度の高いファンドは資金が集まり安定して運用が続いているものが多いです。
✅ 初心者へのチェックポイント
- 純資産残高:少なくとも数百億円以上、できれば数千億円あると安心
- 純資産が「右肩上がり」に資金が増えている
- 運用歴:5年以上あると安心
- 人気ファンド=投資家からの信頼を集めている証
🔎 純資産残高は、証券会社のファンド詳細ページや投資信託の評価サイト(例:モーニングスター)で簡単に確認できます。
📝まとめ |この3つを意識すれば大丈夫
初心者がインデックスファンドを選ぶときは、この3つで十分です。
- ✅コストが低いか(信託報酬0.1%以下・手数料なし)
- ✅幅広く分散されているか(全世界 or 米国株など幅広く)
- ✅純資産が十分に大きく、運用実績があるか(数千億円以上・5年以上)
💡 この3つを意識するだけで、初心者でも大きな失敗は避けられます。
昔の私のように「種類が多すぎて選べない…」と迷っている方も、まずはこの基準に沿って1つ商品を選んでみてください。
投資はやってみることで初めて実感できることが多いので、最初の一歩を踏み出すことが何より大切です。
🔍補足:さらに安心して選びたい人へ
ここまでの3つで十分ですが、さらに安心したい方は次もチェックしてみてください。
- ✅ベンチマーク(例:S&P500、MSCI ACWI)
- ✅設定日(運用歴の長さ)
- ✅運用会社の信頼性
- ✅分配金方針(初心者は「再投資型」がおすすめ)
- ✅為替リスク(長期なら「ヘッジなし」がおすすめ)
👉 これはあくまでプラスアルファ。全部を完璧にチェックする必要はありません。
🌱最後に
投資は「難しいことを全部理解してから始める」ものではなく、
**「少しずつ学びながら続けていく」**ものだと思います。
私も失敗や迷いを経験しながら、ようやく自分なりの選び方が見えてきました。
これを読んでくださっているあなたも、無理なく、自分のペースで一歩を踏み出してみてくださいね。
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