節約というと、スーパーをハシゴして数十円安い野菜を探したり、おやつを我慢したり……
そんな「しんどいイメージ」を持つ方も多いかもしれません。
私は以前、銀行員として働いた時、窓口でお客様から教育費や老後資金のご相談を受ける中で、
お金が貯まる人と貯まらない人の決定的な違いは、日々の100円の節約ではなく(もちろん、その努力も大切ですが!)、
「固定費への無頓着さ」
にあると感じる場面が多くありました。
50代になり、ようやく教育費の終わりが見えてきた今。
私が「元銀行員の目」で改めて見直して、本当に効果があった固定費3つをご紹介します。
① 携帯代:年間40万円の差を「面倒」で片付けない
わが家は現在、家族4人で楽天モバイルを利用しています。
以前は大手キャリアを利用していましたが、乗り換えたことで家計は劇的に変わりました。
- わが家の現在: 4人で月およそ 12,000円
- 以前のわが家: 4人で月およそ 45,000円(光回線込)
その差は月3.3万円、年間で約40万円。 パートで年間40万円を稼ぐのがどれほど大変かを考えると、この出費を「手続きが面倒だから」と放置するのは、もったいなくて震えるレベルです。
「確実に手元に残るお金」を増やすことは、どんな投資よりも先にやるべきこと。
この浮いた40万円をそのまま新NISAに回せば、将来の安心感はさらに大きく膨らみます。
「格安スマホは電波が不安……」という声も聞きますが、わが家では思い切って光回線も解約し、楽天モバイルのテザリング(スマホをWi-Fiルーター代わりにする機能)一本に絞りました。
YouTubeなどの動画視聴も問題なくできていますし、何より「通信費」という目に見えない支出をここまで削れた達成感は格別です。
今の携帯代にモヤモヤしているなら、まずは「わが家の場合はいくら安くなるか」だけでも、キャンペーン情報をチェックしてみる価値はありますよ。
乗り換えキャンペーンを利用すれば、ポイント還元で新しい機種が驚くほどお得に手に入ることもあります。
この「一度きりの手間」を乗り越えるだけで、これから先、毎年40万円を貯金や投資に回せると思えば、やらない手はありませんよね。
② 自動車保険:「車両保険」は本当に必要か?
車の保険料は、現在年間4万円ほど。 上の子も運転するので条件は21歳以上の条件も含めてこの金額です。
安さの理由は、「車両保険」を外したことにあります。
【元銀行員の損得勘定】
- 30年運転してきて、大きな自損事故はほぼなかった。
- 10万円前後の小さな修理なら、保険を使って等級を下げる(翌年からの保険料を上がってしまう)より、手元の貯蓄で払った方がトータルで安く済む。
ここで、「えっ、10万円もかかるなら保険を使いたい!」と思うかもしれません。でも、実はここが考えどころなんです。
一度保険を使うと、翌年から数年間は保険料が跳ね上がります。目先の修理代をもらうことよりも、
『将来にわたって払い続ける固定費を上げない』ほうが、結果として手元に残るお金が多くなるんですよね。
これも元銀行員らしい損得勘定かもしれませんが(笑)
自分たちで出せる金額の損害には保険をかけず、人生が狂うような「大きすぎる損害(対人・対物)」にだけはしっかり備える。
このメリハリが家計を強くしてくれます。
③ サブスク:「なんとなく継続」使わない月は、お金を捨てているのと同じ!
動画配信やアプリなどのサブスク。月額は小さく見えても、使っていないのに払い続けるのは、お金を捨てているのと同じです。
使っていないサブスクの料金を払い続けるのは、いわば「穴の開いた財布」にお金を入れ続けているようなもの。
厳しい言い方かもしれませんが、それは大切なお金を捨てているのと同じです。
そこで私は、サブスクを「自動更新」ではなく「見たいときだけ、1ヶ月限定で契約する」スタイルに徹底しています。
- 見たいドラマや映画をメモに溜めておく
- ある程度溜まったら、1ヶ月だけ契約して全力で楽しむ!
- その月が終わる前に解約する
「いつでも観られる」状態を維持するためにお金を払うのではなく、「観る時間があるとき」だけ賢く使う。50代、時間もお金も自分らしく、納得感のある使い方をしていきたいですよね。
まとめ:浮いたお金は「新NISA」で育てていく
ネットでよく見る節約術かもしれませんが、元銀行員の私が50代の今、自分の家計で実践して一番「やってよかった」と確信しているものだけを厳選しました。
固定費を見直して浮いたお金は、ぜひそのまま新NISAなどの積立に回してみてください。
今まで支払って消えていたお金が、これからは皆さんの老後を守る「心強い資産」に変わります。
一度仕組みを作れば、あとは頑張らなくてもお金が貯まる。
「今の私」にちょうどいい、ゆるい節約から始めてみませんか?





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