
「NISAを始めてみたい」
「投資信託って気になる」
そんな話を耳にすることが増えましたよね。
私も投資を始めて10年以上になりますが、最近は投資がぐっと身近になったなあと感じます。
でも、投資の話になると必ずと言っていいほど出てくるのが、
「まずは生活防衛資金を準備してから。」
という言葉です。
そこで気になるのが、
- ✅生活防衛資金って、いくら必要なの?
- ✅本当に生活費の半年分でいいの?
- ✅教育費や車の買い替えも考えた方がいい?
- ✅投資をしている人は、実際どれくらい現金を持っているの?
こんな疑問ではないでしょうか。
実は私自身、「生活防衛資金を〇万円貯めてから投資を始めよう!」と計画していたタイプではありません😅
それでも10年以上投資を続けてきて思うのは、



「生活防衛資金はいくら必要か」を考える前に、もっと大事なことがあった。
ということです。
この記事では、一般的な生活防衛資金の目安にも触れながら、わが家がどう考えて現金を持っているのか、実際の体験を交えてお話しします。
これから投資を始めようと思っている方や、「現金ってどれくらい残せば安心なんだろう?」と迷っている方の参考になればうれしいです。
生活防衛資金ってなに?なぜ投資の前に考えたいのか
生活防衛資金とは、病気や失業、収入が減ったとき、急な出費などに備えて手元に置いておく現金のことです。
いわば、家計のクッションのような存在ですね。
投資は長く続けるほど成果につながりやすいと言われますが、どうしても値動きがあります。
だからこそ、生活に必要なお金まで投資に回してしまうと、相場が下がっているタイミングで売らなければならないこともあるかもしれません。
例えば、
- 予定より教育費がかかった
- 車が急に故障した
- 家電が壊れた
- 家の修繕が必要になった
そんなことって、長く暮らしていると意外と何度もありますよね。
わが家も、教育費や車の買い替え、家電の買い替えなど、まとまった出費を何度も経験してきました。
そのたびに感じたのは、



現金があるだけで、こんなに気持ちに余裕ができるんだ
ということ。
慌てて投資を売る必要もありませんし、ローンも組まずに済みました。
今振り返ると、生活防衛資金は「もしものためのお金」というだけではなく、投資を続けるためのお守りのような存在だったんだなと思います。
一般的に、生活防衛資金はいくらくらい必要?
生活防衛資金の目安として、よく言われるのが生活費の3〜6か月分です。
例えば毎月の生活費が25万円なら、
- 3か月分なら約75万円
- 6か月分なら約150万円
というイメージですね。
もちろん、これはあくまで一般的な目安です。
必要な金額は、
- 家族構成
- 働き方
- 毎月の固定費
- これから予定している大きな出費
によって大きく変わります。
子どもがいる家庭なら教育費が増える時期もありますし、車が必須の地域なら買い替え費用も考えておきたいですよね。
だから私は、「半年分あれば大丈夫」と一律に考えるより、
「わが家なら、どれくらい現金があると安心かな?」
という視点の方が大切なんじゃないかなと思っています。
でもその前に、まずは家計を整えないと始まらない
実は、この記事で一番伝えたかったのはここです。
生活防衛資金って、「いくらあれば安心なんだろう?」と金額から考えたくなりますよね。
でも私は今、その順番ではなかったなと思っています。
まず見ておきたいのは、
- 毎月どれくらい収入があるのか
- 毎月どれくらい使っているのか
- 教育費や車の買い替えなど、大きな出費はいつ頃ありそうか
- 住宅ローンや老後資金をどう考えるか
こうした家計全体の流れです。
実際、私も最初からそこまで細かく考えていたわけではありません。
家計簿は何度も挫折しましたし、「とりあえず貯金しておけば安心かな」くらいの感覚でした(笑)
でも、お金の流れや、この先かかりそうなお金をざっくり見渡すようになってからは、「わが家にはこのくらい現金があると安心だな」という感覚が少しずつ見えてきたんです。
だから私は、生活防衛資金だけを切り離して考えるよりも、
「これからの暮らしに必要なお金」を考えた結果として、生活防衛資金の金額が決まってくる。
そんな順番の方が、わが家には合っていました。
わが家は、最初から「生活防衛資金を作ろう」と考えていたわけではありませんでした
正直に言うと、私は「生活防衛資金を〇万円作ろう!」と目標を決めて貯めてきたタイプではありません。
基本的にズボラで面倒くさがりな性格なので(笑)、最初からそんなにきっちり考えていたわけではないんです。
投資を始めた頃、普通預金にはすでにある程度のお金がありました。
先取りで貯めていた分や、生活費として使わなかったお金が、そのまま普通預金に残っていたという感じです。
当時は「これが生活防衛資金だ」と意識していたわけではありません。
でも今振り返ると、その現金があったからこそ、生活に必要なお金と投資するお金を自然に分けて考えられていたんだと思います。
途中で、「普通預金に置いておくより、もう少し投資に回した方がいいかも」と思って、積立額を増やした時期もありました。
それでも、普通預金の残高が大きく減ることはありませんでした。
きれいに設計していたわけではありませんが、結果として、



「使うお金」「守るお金」「増やすお金」
が、自然と分かれていたんですよね。
今思うと、それがわが家の土台になっていたのかもしれません。
わが家のお金の流れを振り返ると、「生活費」と「余剰金」が分かれていました
わが家は、夫の収入で毎月の生活費をまかなうことが多く、私のパート収入は余剰金になりやすい家計でした。
さらに、ボーナスも住宅ローンのボーナス払い以外はほとんど使っていませんでした。
もちろん、教育費の支払いなどで「今月は一気に減ったな…」と思うことは何度もあります。
でも、1年を通して見ると、普通預金が大きく減ることはあまりありませんでした。
現在は子どもが2人とも学生で、毎月の支出は35〜40万円ほどです。
この中には夫婦の積立投資も含まれています。
- 夫:NISA・iDeCoで月4万5,000円
- 私:NISAで月10万円
合わせると、毎月14万5,000円を積み立てています。
「そんなに投資していたら、節約ばかりだったんじゃない?」と思われるかもしれませんが、そんなことはないです。
旅行にも行きましたし、外食も楽しんできました。
ただ、昔より少しだけ意識するようになったことがあります。



「これは本当にお金を払いたいものかな?」



「わが家にとって価値のある使い方かな?」
そんなふうに、一度立ち止まって考えるようになりました。
何でも我慢するのではなく、お金を使うところと使わないところを選ぶ。
それを少しずつ続けてきた結果、家計が大きく崩れることもなく、投資も続けられたのかなと思っています。
わが家は、結果として500万円ほどの現金をキープしています
今のわが家は、普通預金に500万円ほどある状態が一番しっくりきています。
でも、最初から「500万円を目標にしよう」と決めていたわけではありません。
投資を続けながら、教育費や車の買い替え、家電の買い替えなど、その時々の暮らしに合わせて考えてきた結果、自然とこのくらいの金額に落ち着きました。
家庭によって安心できる金額は違います。
だから、「500万円あるべき」と言いたいわけではありません。
わが家にとって、この現金は、
- 毎日の暮らしを支えるお金
- 教育費や車、家電の買い替えに備えるお金
- 相場が大きく下がっても、投資を慌てて売らないためのお金
そんな役割があります。
生活費の何か月分という目安だけではなく、「これから使う予定のお金」も含めて考えた結果が、今のわが家の500万円なんです。
現金があってよかったと感じたのは、投資を崩さずに済んだこと
今振り返ってみると、「現金を持っていてよかった」と思う場面は何度もありました。
教育費がまとまって必要になった時。
車を買い替えた時。
家電が壊れた時。
家のメンテナンスが必要になった時。
そのたびに普通預金は減ります。
でも、投資しているお金には手をつけずに済みました。
ローンを組まずに支払えたことも、家計には大きかったと思います。
もし現金がほとんどなかったら、その時の相場によっては投資を売るしかなかったかもしれません。
でも、その必要はありませんでした。
現金で支払いを済ませて、その間も投資はそのまま続ける。
すると数年後には、「あの時売らなくてよかったな」と思うことが何度かあったんです。
投資をしていると、どうしても値下がりする時期があります。
だからこそ私は、生活防衛資金は「急な出費への備え」だけではなく、投資を続けるための安心材料でもあると感じています。
今の私が考える、生活防衛資金の決め方
ここまで読んでくださった方の中には、
「結局、私はいくらくらい現金を持っておけばいいの?」
と思った方もいるかもしれません。
私も以前は、「生活費の〇か月分」といった目安ばかり気にしていました。
でも今は、それだけでは決められないなと思っています。
10年以上投資を続けてきて、今の私が大切だと感じているのは、次の3つです。
1. 最低限、毎月いくらあれば暮らせるか
まずは、「もし収入が減ったら、毎月いくらあれば生活できそうか」を考えてみます。
普段どおりの生活ではなく、少し節約を意識したときの金額で考えるイメージです。
わが家なら、住宅ローンや教育費などを考えると、30万円くらいは必要かなと思っています。
この金額が分かるだけでも、「何となく不安」という気持ちが少し小さくなりました。
2. 近いうちに、大きなお金を使う予定はないか
生活費だけでは見えてこないお金もあります。
例えば、
- 教育費や習い事での遠征費
- 車検や車の買い替え
- 自動車税や固定資産税などの支払い
- 家電の買い替え
- 家の修繕
こういう予定があるなら、その分も頭に入れておいた方が安心です。
私も子どもの成長に合わせて教育費が増えたり、車や家電を買い替えたりと、まとまった出費を何度も経験してきました。
そのたびに、「先に考えておいてよかったな」と感じています。
ライフプランというと少し難しく聞こえますが、「来年あたり何にお金がかかりそうかな?」くらいの気持ちで書き出してみるだけでも、意外と見えてくるものがありますよ。
👇ライフプランって聞くと難しそうですが、「いつ頃、どんなお金がかかりそうか」をざっくり書き出してみるだけでも十分です。
日本FP協会では、無料で使えるライフプラン表(PDF・Excel)やライフプラン診断が公開されています。私もこういうものを活用しながら考えると、お金の流れが整理しやすいなと感じました。
「何から始めたらいいかわからない」という方は、一度のぞいてみるのもおすすめです。
3. 相場が下がっても、投資を売らずに済みそうか
私が一番大切にしているのは、ここです。
投資をしていると、相場が大きく下がる時期は必ずあります。
そんなときに、
「生活費が足りないから売ろう。」
「車を買うから売ろう。」
そんな状況にならないか、一度考えてみるようになりました。
もちろん、必要なときに投資を取り崩すことが悪いわけではありません。
ただ、わが家では「できれば相場に振り回されずに続けたい」という気持ちがあったので、そのために現金を少し厚めに持つようになりました。
これは、10年以上続けてきた中で、自然とたどり着いたわが家なりの考え方です。
わが家の考え方が、そのまま正解とは思っていません
ここは最後に、ちゃんとお伝えしておきたいことです。
わが家は、夫の収入で生活費の多くをまかなえています。
私のパート収入やボーナスが余剰金になりやすい時期もあったので、比較的現金を残しやすい家計だったと思います。
だから、「500万円くらいあると安心ですよ」と言いたいわけではありません。
家庭によって働き方も違いますし、お子さんの年齢や住んでいる地域によっても、お金のかかり方は変わります。
それに、私も最初から今のような家計だったわけではありません。
保険を見直したり、固定費を減らしたり、失敗しながら少しずつ今の形になっていきました。
家計簿も何度も挫折しています(笑)
だから、「ちゃんと管理できていないからダメだ」と思わなくて大丈夫です。
私自身がそうでしたから。
まずは、
「毎月どれくらい使っているかな?」
「この先、大きなお金はいつ必要になりそうかな?」
そんなふうに、今の暮らしを少し見渡してみるだけでも十分だと思います。
その積み重ねが、「わが家なら、このくらい現金があると安心だな」という感覚につながっていく気がしています。
もしこの記事が、そのきっかけになれたらうれしいです。
まとめ|生活防衛資金を考える前に、まずは「わが家のお金」を知ることから
生活防衛資金の目安として、生活費の3〜6か月分という考え方はよく知られています。
でも実際には、必要な金額は家庭によって本当にさまざまです。
私自身も、「生活防衛資金を〇万円貯めよう」と考えて今の形になったわけではありません。
家計を見直したり、教育費や車の買い替えなど、その時々の暮らしに向き合いながら投資を続けてきた結果、今の現金の持ち方に落ち着きました。
だから今は、「生活費の何か月分か」という数字だけで決めるのではなく、
- 毎月の生活費はどれくらいか
- これから予定している大きな出費はあるか
- 相場が下がっても、投資を慌てて売らずに済みそうか
そんなことを、わが家なりに考えてみるのが大切なんじゃないかなと思っています。
私も最初から完璧だったわけじゃないし、今だって完璧ではありません。
家計簿は続かないし、「とりあえず貯金しておけば安心かな」と思っていた時期もありました(笑)
それでも、お金の流れを少しずつ見直すようになってからは、「何となく不安」が減っていった気がします。
投資は、始めることよりも続けることの方が難しいといわれています。
だからこそ焦らなくて大丈夫。
まずは、「わが家のお金の流れって、今どうなっているんだろう?」と考えてみること。
そこから始めるだけでも、きっと十分だと思います。


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